お知らせ

宮崎

宮崎は第2の故郷と広言して20年。最近では春と秋に訪れるのが恒例となっている。

今年は11月20日~22日に訪問した。

橘百貨店の地下食品売場の改装をみるのと、家内が所属していた、はまゆうコーラズの45周年記念演奏会に招待されていたので、この日になった。

百貨店は何年か前からイオングループから離脱して、地元資本の下で運営されているが、橘百貨店プロパーのM君が社長だったが、昨年退任し、イオングループとは無縁のT氏に交代した。長年、金融機関に従事していた事で若干の懸念はあったが、今春、宮崎へ行った時、幹部たちとの会合に同席して、現場の声に積極的に耳を傾ける姿をみて、ある程度安心した。又、地元のSC宮崎シティの建て直しにも携わっていて、宮崎のマーケットは理解済みである。20日の夜、西橘譜庵倶楽部の面々が集まり、飲み会の席にT氏も参加して頂き、皆に百貨店を応援して頂くようお願いした。

さて、5月に改装した地下食品は、都城のスーパーマーケットに入店して頂いて、直営は、銘店、酒、ギフトのみとなった。

SMは、百貨店を意識して高級食材まで品揃えされている。都城では肉の強いSMといわれているだけあって、その品揃えには思わず立ち止まる。今の所、まずまずの業績のようだが、このメンテナンス、品揃えを守り続けたら、顧客が拡がり、更に売上が飛躍する可能性がある。

直営の銘店が非常に良くなった。明るくカジュアルな雰囲気で、一度ここに入ったら、間違いなく顧客となりうると確信。

地下の売上が上がってきたら、あとは上層階、とりわけレディースファッションの活性化だ。

今一番大事な事は、商品特長を良くつかみ、如何に美しい売場を作るのか、そしてそれをどう売りこなしていくのか、この2つが最重要課題である。上手く見せ方を工夫して、フリーのお客様を引き付け、そして説得力のある接客で売りこなしていく。もちろん、フロアコンセプトに沿った商品構成の改変、ブランドの入替えも同時に行って頂きたいが、先ずは、今の商品の見せ方、売り方の工夫を全員が英知を結集して欲しい物ものだ。

22日ははまゆうコーラス45周年記念演奏会、30分前に会場に入ったが、ほぼ満席、辛うじて係の人に案内して頂いて確保出来た。

5年前の40周年演奏会も聴きに来たが、今日の演奏は最高に良かった。従来はまゆうは、洗練された美しいハーモニーが特徴であったが、今回はそれに加えて音質が非常に良くなっているのに感銘。

終了後、パーティーの席で、指揮者の中村先生にその旨伝えたら、非常に喜んでいた。

この夜の終便で帰宅したが、今回も色々なところで、色々な人との出逢いがあった。

30年来の行きつけのJAZZ BAR JADAに入ったら、宮園昌彦氏と逢った。彼は、ミュージシャンで私が在任の時は宮崎放送の音楽番組を仕切っていた。今回も宮園トリオを結成していて、本人はドラムを担当している。翌日のはまゆうの演奏会でも1ステージこのバンドが伴奏していたのには、二度びっくり、20年振りの再会であった。

畑中宣彦

東京都江東区永代2丁目13-5
高梨加藤ビル2階

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