お知らせ

My boss history 第九話

渡辺道徳氏のこと

本部スタッフとランチミーティングして事務所に戻ったら、電話が入った。テレビ宮崎社長の渡辺氏である。突然で驚いたが、今東京に来ている。今夜逢えないかとのお誘いで18時30分彼の常宿の帝国ホテルのロビーで待ち合わせる事とした。

私の宮崎時代、彼は営業担当常務として大活躍したが、社長に就任して更に超多忙なスケジュールをこなしていると聞いていたが、こうして二人で逢うのは本当に久しぶりであった。

食事はホテルの寿司屋。話題はやはり私の宮崎時代20数年前にもどるが、我々にしたらまだほんの数年前のような感覚である。彼は昔から宮崎人にしては珍しく、スケールの大きな発想の出来る人で、新しい百貨店の開店が宮崎の街づくりに、どう結びすけることが出来るか色々アドバイス頂きながら、お互いによく討議したものである。又、彼は幅広いジャンルの方々との交流があり、彼から紹介して頂くケースが多かった。

彼のこのような強みを活かして、宮崎で活躍している女性を紹介しようと、橘百貨店がスポンサーとなってシリーズで「宮崎の女」のタイトルで番組を作った。

毎週一回、三ヶ月。色々なところで反響があった番組であった。今でも真面目で良い番組であったと自負している。

彼との付き合いの中で色々なエピソードがあるが、その最大は何と言っても踊りだろう。場の終焉、彼の踊りが飛び出すと、一同圧倒されて凝縮されてしまう。正にそこから彼はその場の主役となっているのである。幼少の時から日舞を習っていたと聞き、芸は身を助けるを地でいってるようだ。

宮崎神宮裏の彼の家の新築祝いに我々の仲間が招かれ、最後どんちゃん騒ぎになった事は今でも忸怩たる想いがある。20数年経た今でもお詫びの気持ちでいっぱいである。

食事の後、歩いて銀座に出て行きつけのJAZZ BARに案内した。彼はJAZZにも造詣が深く、オーナーの引くピアノの音を絶賛していた。そういえば7月26、27日が30数年続いているUMK(テレビ宮崎)主催のJAZZフェスティバルが宮崎ではじまる。原信男氏との出会いもここであったと聞く。秋に又宮崎へ行くつもりにしているのでそこで又逢おうと約束して別れた。どうか身体に気を付けて宮崎の発展のために更に頑張って頂く事を期待したい。

畑中宣彦

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私の送別会の時のスナップ

右から二人目が渡辺氏

 

東京都江東区永代2丁目13-5
高梨加藤ビル2階

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